借金の計算って自分でもできる?

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借金の計算って自分でもできる?

利息計算ができるシミュレーター

借金の計算って自分でもできる?

住宅ローンにしても自動車ローンにしてもカードローンにしても、借金をする時に必ず理解しておきたいこと、それが利息です。親や友人であればお金を貸して利息を取ることはふつうしませんが、貸金業者は利息をもらってやっていけるわけですから、彼らにとって利息は必ずしっかり取りたいものです。

 

もし利息の仕組みをよく理解しないで無計画な借入れをすると、あとになってとんでもない額を支払わなければいけないことに気づいて愕然とするなんてこともあるかもしれません。ですから利息がだいたいいくらかかることになるのかを実際に借入れる前に計算しておく必要があります。

 

そして計算する時に役立つのが利息シミュレーターです。複雑な計算も、簡単な情報を入力するだけで簡単に産出できるので便利です。例えば「@ローン計算(http://www.loankeisan.com/)」というサイトでは分かりやすく元本と利息の支払いの流れを図で理解できるようになっています。借入金額と実質年率(金利)、返済期間、返済方法(元利均等方式か元金均等方式)を選択すると、返済総額と支払い利息総額、そして毎月返済額と年間返済額を算出してくれます。

 

またそれぞれの支払い回数時に元本と利息がどんな比率で払われていくのかを図表で出してくれるのでとても分かりやすくなっています。ちなみに返済方式について簡単に説明しておくと、「元利均等方式」とは毎月決まった額を払っていく方式です。定額払いとも呼べます。例えば毎月4万円ずつとか、6万円ずつをずっと完済まで払っていく感じです。

 

払われるお金は元金と利息にあてられますが、まず利息に充当されます。ですから最初のほうの支払い時には返済額の中の利息充当分の比率が高くなり、元金に当てられる額が少なめになります。そのうち返済が進んでいくと利息にあてられる割合が少しずつ減っていき、元金にあてられる額の比率が高くなっていきます。

 

一方「元金均等方式」では、元金を一定額が払い、そのうえで利息分を別途払っていきます。こちらの方式ですと、元金分は完済まで同じ額を払い続けていき、利息分の別途支払いは回数が進むにつれて少しずつ少なくなっていきます。

 

こちらのシミュレーターを使うとだいたいの利息計算が自分でできるので便利ですが、実際の利息額は業者の支払い方式の基準によって前後してくる可能性があるので、いずれにしろ弁護士の意見を聞くのが一番です。ちなみに消費者金融業者などで独自のシミュレーションをできるサービスもあるのでそれを活用するのも手です。

 

過払い金って何?

 

利息計算が分かってところで、「過払い金」について簡単に触れたいと思います。CMなどでよく見聞きする過払い金ですが、これは読んで字のごとく、業者に払い過ぎてしまったお金のことを指します。実はわりと最近まで、貸金業者は現在では認められていない超高金利でお金を貸して、かなりの利息を消費者からそぎとっていました

 

これが可能だったのは「利息制限法」と「出資法」という2つの法律のスキマを縫った手段がとられていたからです。実は利息制限法では利用限度額に応じて、15%〜20%の上限金利を定めていました。しかし出資法で定めた29.2%という金利を超える金利を設定しなければ刑事罰の対象になることはありませんでした。

 

ですから消費者金融業者はこの出資法の29.2%の上限金利ギリギリの金利を設定して大儲けしていたということです。しかしその後法律が改正された結果利息制限法も出資法も、貸金業法という法律も内容が変わり、20%を超える金利は適用できないことが定められました。

 

そしてそれを違反した場合には行政処分が下ることにもなりました。さてここからが過払い金請求に関係することですが、このかつてのグレーゾーン金利で払っていた利息は現在の改正された法定金利で払う利息よりも当然高くなります。同じ100万円を借りてもかつてのように29.2%が適用された時の利息と、現在の基準である15%〜20%が適用された場合の利息とではまるで額が違うわけです。

 

それで過去にグレーゾーン金利で借金していた人は利息の引き直し計算をすることでお金が返還されたり、現在の借金返済に充当できるようになりました。

 

これがよくいう過払い金請求のだいたいの仕組みです。ちなみに細かく言うと、すでに完済した借金に関してお金が返還される場合はそれを「過払い金」と呼び、現在支払い中の借金に関してこの利息の引き直し計算をした結果もし残債が残ったら「任意整理」扱いとなります。一方現在の債務を完済できてさらに超過するようなら、その超過分を過払い金と呼びます。

 

過払い金のシミュレーションをするには? 

 

ではこの過払い金の有る無しや程度をシミュレーションするにはどうしたらよいでしょうか?そういう時に便利なのが「名古屋消費者信用問題研究会」というところが無料で提供している利息計算ソフトです。このシミュレーターを使うと過払い金を計算することができます。

 

エクセルソフトと借入れ先業者との取引履歴が必要ですが、利率や借入金額、年月日、そして弁済額を記入していくだけで払いすぎたものがあるかどうかの算定ができるようになっています。ただし取引履歴をなくしたりした場合は、貸金業者に取引履歴の開示を請求する必要があるので注意です。

 

こうしたシミュレーションソフトは便利ですが、本当に算出された額が正しいのかどうか、入力に間違いがなかったかなど不安が残る場合もあるでしょう。また過払い金請求を自分一人で行うのは難しいこともあります。ですからこうしたシミュレーションでだいたいの把握をしたうえで、最終的には弁護士に案件を依頼するのがベストといえます。

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